「賢く走れ」
イビツァ・オシム
日本に来てからその後の衝撃は、野球しかしていない人間にも突き刺さる名将。
彼の魅力は戦術のみにあらず、記者とのやりとりは緊張感があってユニークで禅問答のような簡潔さがある。
小生、サッカーの詳しい戦術はわからないが、
ジェフユナイテッドのキャンプの挨拶時、
選手たちは緊張していた、新しい監督が強烈らしい。
キャンプに途中参加してくる監督を待ちテーブルで緊張している選手の元に190cm近い白髪の大柄な男がムスッと入ってくる
何も言わず各選手のテーブルをこんこんと拳で叩いて回る。
もう…面白い
結論から行くと怪我をしないおまじない
みたいなモノらしいのだが
そのシュチュエーションを喋らずに先にやるというのが何ともシュールである。
この辺は本でもYouTubeでもそれぞれの角度から当時の通訳さんや選手たちが話しているし
記者も沢山語っている。
「記者はペンで戦争を始められる」
や
「ライオンに襲われたうさぎが肉離れをしますか?準備が足りないのだ」
などわかりやすく風刺も聞いていて
ワクワクする。
彼のモットーは
「日本人らしく戦う」
ズバリ戦略がハマる
斬新な手法で行う練習
選手たちは練習中訳が分からない
試合になるとその場面が出てくる
というマジシャンの様な話が実際に動画でも
選手は語っている。
こうなると競技は関係ない
野球にも応用したいと思うが
からくりはわからない。
わかるのは数学の教師になりたかったという
アプローチは理数系なのかな?
くらいのものだ
チームは快進撃
あれよあれよと日本代表の監督まで進む
日本代表のサッカーが変わっていく
「中の選手たちもオシム氏の練習の後は頭が疲れる」
らしい
一体どんな組み立てなのだろう
知りたい
欧米のビッグクラブを断り日本に来てくれた
名将は志半ばで病に倒れ日本代表の監督を退いた。
サッカー素人の小生には
戦略など語ることは全くできないが
この人は知っておくべき名将であることは疑いようはない
本や動画でもチャンスが有れば是非見てみてほしい
小生の時代のスーパスターといえば中田英寿だったが、その人とマッチングした日本代表があれば見てみたかったな
と妄想する
本「オシム語録」
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